灰羽連盟 1話 『繭 空を落ちる夢 オールドホーム』
最近ハマった。キャロル&チューズデイは、、、一旦置いといて、、、
さて、1話から、その話1つ1つを順に追っていこうと思う。
あらすじ
少女が夢から覚めるとそこは見知らぬ世界。
レキという名の灰羽とその仲間達から新たな名前と光輪を授けられ、羽を生やす。
少女は『灰羽』と呼ばれる存在に生まれ変わったのだった。
~始まり~
周りは暗いが、水の中の光に落ちる。
暗い暗い空。
鳥が現れ、落下する少女(以下ラッカ)に追いつく事から、別の世界から『追って来た』のだろうか?『一緒に来た』わけではなさそうだ。
鳥は起きてと言うように鳴き声を上げ、ラッカを起こすが半覚醒状態。
もうろうとしながらも、鳥がラッカを心配していることは気づいた。
ラッカ「私、空を…落ちているんだ」
ラッカを上へ持ち上げようとするが「無理だよ」話し、同時に感謝の言葉をかける。
鳥は素直に離れ(それとも力尽きたのだろうか)、またラッカは意識を失う。
次第に空が明るくなり覚醒する。
が、落ちる先の地面が見えた。このままでは激突すると実感を得たのだろう、悲鳴を上げた。
そして、
レキが繭を見つけ、『オールドホーム』の小さい子供たちやメインキャラ5人が歓迎し、
レキからは名前を、
ヒカリから光輪を。
ラッカは満月の夜空の中、羽を新たに生やし自ら生まれ変わる。激痛を伴うその姿は出産と似ている。
「ようこそ、私たちのオールドホームへ」と、コーヒーでの乾杯。改めて祝福される。
ラストカットは、
朝日を背に立つその姿はどう見ても、天使と呼ばれる存在に見える。生まれ変わったのだ。(補助付きだけど
ざっと、1話はこんな感じか。
一言でいうと『ラッカとレキが出会う回』
見た感想としては、
色彩が抑えられた落ち着いた絵。
そしてその空間に合った音楽も相まって、何かこう、懐かしい童話的な情緒が感じられる。
なぜだろう?太陽の光に温もりを感じる。
窓から入ってくる木漏れ日が美しい。
さて、ここから考察を妄想モード全開で物語を追っていく
※注意点
1、私は脚本集を持っていない。
2、他の方の考察を極力書く前は見ない。すぐ影響され、自分の意見が消えてしまう可能性があるから。
だから、答え合わせ的な意味で、他の方のを後で見に行きます。だから過失修正多いかもです。
あ、でも我慢できずに見てしまってる時もあります。(どないやねん
開始5秒の一番初めが、水に落ちるカット。こちら2週目以降の人はなんとなく意味が解ると思う。
恐らく、落ちた瞬間=死んだ瞬間と思われる。
そして、カラスが追っかけてくる。
暗闇の中のシーンは、もしかしたら生きるか死ぬかの最後のチャンスだったのかもしれない。
しかし自ら死を望んでいた彼女には、気づいたとしてもそれを放棄していただろう。
そして辺りが明るくなる、緑の空まで落ちた。完全に死んだのだ。彼女はここからの意識しか1話では思い出せなかったのだろう。
時系列的に悲鳴を上げた瞬間が、「水の中でも息が…」の、続きになるんだろうと思う。
そして1話で何とも言えないシーンが、
ラッカの羽が生えてくる直前のシーンで、「私たち、人間なの?」と、問われた瞬間。
ここから朝のシーンまでずっと怖い。
特にこのカットは強烈。
なぜか?それは映像演出効果などがあるのだけども・・・次のネタにします。
この世界について話し出すレキ。
事実ではあるのだけども、聞かれたから答えているのだけども、なぜ不安を煽る言葉を吐き続けるのか?そんな不安にさせる話なんて後からでいいはずだ。
レキはこの時点でラッカに対して運命を掛けると既に決意していたはずだ。だけどもこの得体の知れない冷たさはなんなんだろうか。
更に、ラッカに対してあなた(羽生える前)→あんた(羽を綺麗にしている時)と呼び方が変わっている。
丁寧な呼び方から、砕けた呼び方に変わり、親しみを込めてなのかもしれないが、何故かここの『あんた』は、同じく冷たさを感じる。なぜだろうか。
ラッカからの問いから、自分の闇にふと落ちてしまっていたのだろうか・・・・
それか、この朝にかけての不安感(ストレス)を誘う演出は次のシーンの朝の感動を盛り上げる為のものなのだろうか、わからん。保留。